「週1でブログ更新する会」というFacebookグループがあります。クローズドなグループなので活動内容は外から見ると分かりにくいですが、基本的には会員のブログの更新頻度をRSSフィードで可視化して相互に監視、更新が滞っている会員さんを見つけては煽り合うという殺伐とした知らせ合うという相互扶助の精神にあふれた会です。
2017年9月に加入して、おおよそ7ヶ月経ってみての雑感です。
もちろん書いた記事数は増えました
2010年、独立と同時に設立した本ブログですが、現在公開している記事は196、うち私の書いた記事(妻と一緒に書いています)は109と、全体の約半数となっています。振り返ってみると案外書いてるなという気もしますが、半数は2010年に書いてた短文日記です。これを省くと実質50記事程度のものでしょう。
- 2012年…3記事
- 2013年…4記事
と、ほぼ季刊状態です。
- 2014年…13記事
- 2015年…6記事
- 2016年…3記事
2014年はコミュニティ活動等を活発化させたりアウトプットの大事さに気づいたりで月刊ペースに増えますが、翌年からまた元のペースに戻ってしまう。なかなか年スパンで意思を強く持つのは難しいということですね。
そして2017年。9月まで書いてません。10ヶ月ほど書籍を執筆していたこともあり、そこにテキストを書くエネルギーをすべて注いでいました。この週1ブログ会に参加する前後(2017年9月)になんとか長いお休みから目覚めたと、そういう状態です。それからの実績は…
2017年9月から2018年4月までの7ヶ月の間…21記事!
年度末に一ヶ月休会したこともあり週1には届いてませんが、過去にはないペースで書けていることは分かります。やはり数字にして認識するって大事ですね。「とりあえず書く」習慣をつくるという意味ではやはり有用なんだと思います。
テーマを維持することの難しさ
ほそぼそと続けている(最近つづいていない)書籍『情報アーキテクチャ』の感想記事シリーズがあります。これを週1で上げるために入った「週1ブログ会」ですが、残念ながらどうしても抽象的な内容を絵にする過程で多大な時間を使ってしまうため、進みが思わしくありません。
代わりにこのエントリのように、頭の中を整理するような内容や、そのときにちょうど関心が持ち上がったテーマについて「SNS +アルファ」くらいのノリで書くことが多いように思います。
初志貫徹、が美しいのですがなかなか難しいものです。情報アーキテクチャの勉強をできるだけ深く、かつよいペースで進めることが目的なので、あまりアウトプットのやり方にこだわって勉強自体が億劫になるのは本末転倒です。ここは記事の内容を適宜見直ししてでも「続く方法を模索しつづける」ことが大事なのかなと思います。
長文エントリは減った・遅筆は改善せず
私が書いた中でもっともアクセスを集めているのは私が2014年12月に書いた「超初心者のためのIllustrator文字ツメ入門(追記あり) 」です。ナレッジはできれば分散せず、長くなってもひとつの記事にまとまっているのが理想だと思いますが、なかなかそれだけの記事を書くのは難しくなっています。実際上記の記事は1日まるまる費やして書いており、自分の遅筆が呪われるところです。
残念ながら現在もあまりひとつの記事を上げるスピードがアップしたという実感はあまりなく、1〜2時間ほどかけて2000字くらいの記事を上げる、というのが基本的なペースになってます。ここらへんは音声入力に期待している部分があるのですけど、練習するにも一人の場所が必要でなかなかコワーキングスペース務めには厳しいなという感じもいたします。
インプット / アウトプットの基礎体力つけたい
ここしばらくの私がやっているのは大体この6本。
- 本業であるウェブデザイン
- コワーキングスペースとコミュニティ運営と広報
- PTAと地域活動
- 講師業やセミナー登壇
- このブログ
- 最近は音楽がかかっているところに遊びに行くこと
つい忙しい中でブログの優先順位は下がりがちなんですが、日々を記録する意識とアウトプットの速さを意識しつつ、インプットとアウトプットの基礎体力を上げるために、走れる限りがんばっていこうと思います。
週1でブログ更新する会、入ってみたいという方は
興味を持たれた方は私のTwitterアカウントにご連絡ください。
ブログ執筆を習慣化したいという強い心と、多少厳しいことを言われても「あざーす」と返せるくらいの心の強さは必要だとは思います。
(所要時間:1時間半 やっぱ遅いなー)
このブログ主の夫のほう。大阪を中心に活動するウェブデザイナー。水交デザインオフィス代表。JUSO Coworking運営。趣味でハウス・ディスコDJ / デレマスP。共著書『世界一わかりやすいWordPress 導入とサイト制作の教科書』発売中です。