下町にあるコワーキングスペースが頑張ってみている地域活動まとめ

この記事は、コワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2017年12月5日担当分になります。

こんにちは。Hanareひばりヶ丘のあるじさんからバトンを受け継ぎましたJUSO Coworkingオーナーの嫁の方やってます深沢ちかよです。
気づけば先日の金曜日、12月1日に無事7周年を迎えることができ、お祝いの念を送ってくださった皆様、駆け付けてくださった皆様本当にありがとうございます。

さてさて、嬉しい楽しい7周年お祝いの様子についてはまた後日書きたいとおもってるんで、今年のアドベントカレンダーは「ビジネス街じゃない下町にあるコワーキングスペースが頑張ってみている地域活動まとめ」をちょいと書いてみたいなとおもってお送りします。

私と旦那さんが夫婦で運営している大阪淀川区のJUSO Coworking
阪急十三駅から徒歩3分。大通り沿いに面している水交ビルというビルの1階をリビングルームと称し、1階をメインスペースに、その他3階や4階にオフィススペースと銘打ってマンスリーさん向けの固定席やブースを設けています。

 

…というわけで、人が入りやすいだろう1階にリビングルームを作って1年と4か月。
ITの人やコワーキングを知っている人だけじゃなく、いかに地域の人や地域活動関係の人に使ってもらえるかを考えて運営してみています。

私が個人的に地域活動といわれるような、地域の行事のお手伝いや何かしらかかわるようになったのは「十三こども0円食堂」というこども食堂活動を2015年12月にスタートしたことが始まりでした。

そこから区役所や町会長さんとつながり、地域活動協議会の会議に参加させてもらったりするようになったんですが、最初はやっぱりまぁ「何者やねん」感満載。

なかなか「コワーキングスペース運営です(キリッ」
といったところで「はぁ」という雰囲気しか帰ってこず、結局はそこは特に突っ込まれず「深沢さん」と覚えてもらうところからのスタートだったように思います。

ただ、やっぱそりゃそうだなと思うんですよね。
急に知らない英語言われたりカタカナ言われたらだれでも「はぁ( ゚д゚)」となるもの。
だからこそ、私としてはまず「私という存在を覚えてもらうことで、ついでにコワーキングのことも覚えてもらおう」作戦に踏み切りました。

やったこと(1)
とにかく「十三こども0円食堂・十三コワーキングの深沢ちかよです」という自己紹介
まずはふんわりした言葉でも耳になじませてもらおうと思ってコワーキングの存在をアピール。そのうち「こ…こわ?キングって何?」と会議の前後に質問してくれる人がでてきました。

やったこと(2)
地域行事にメンバーさんを巻き込んで参加
例えば盆踊りや公園の活性化のためのお祭り、河川敷での催しなど率先的にメンバーさんにも告知。中でも一緒にコミットしてくれそうなメンバーさんと一緒に参加し、一緒にお役にたつことで地域は地域で頑張る若手と出会うことができ、メンバーさんとしても少しでも自分が業をしている町の様子がわかるという、ささやかなwinwinの関係ができるかなとやってみています。

やったこと(3)
会議に参加して各部報告の時によさげなイベントをしっかり告知
例えば地域の行事にかかわったメンバーさんが主催のイベントや、地域の人も参加しやすいような部活活動。子供向け親子向けなんかのイベントもしっかり告知します。
ちなみに今まで告知した中で、いちばん地域のおっちゃんたちがフキだしてくれたのは、かの有名な「俺の嫁がかわいい」のリアル交流会の告知でした。
「リアルで自分のパートナーについて公開でのろけるイベントです!ぜひ皆様、奥様や旦那さん、パートナーさんののろけを言いに参加してください!」
と、地域の重鎮が並ぶ重めの会議でどどーんと発表することで、絶対普段会議の場で笑わない人が笑った瞬間心の中でガッツポーズでした(俺の嫁さんありがとう)

やったこと(4)
実際に地域交流系のイベントを開催
厳密にいうと主催者側に入れてもらっているという感じではあるかもですが、一緒にやらしてもらっている「ラウンドテーブルよどがわ」がそんなかんじです。
これは淀川区の中でいろいろやってみたい!とかこういうのがあったらな!というのをどんどん会議にかけて話し合っていくことで、実際の催しにしたり、協力者を募ったり相談出来たりする地域の井戸端会議イベント。
地域活動に慣れている人はもちろん、その中にコワーキングに出入りしてくれている人が混ざったり、逆に私が助けてもらったり。
中には「来てみたかったけどきっかけがなくて、やっと来れました!」と言ってくれる人も出てきました。

 

…とまぁ、実はそんな特別なPRができているわけではないかもなんですが、地域活動を通じてJUSO Coworkingがある十三という町の課題がみえたり、逆にうろうろさせてもらうことでこんなに多くの人たちが町の美化や防災、いろんな催しを担い支えてくれていたんだなということを知ったので、なんかぜひもっとJUSO Coworkingで活躍しているプロフェッショナルな人たちの存在を近くにいる人たちに気付いてもらって、そして寄り良い町の雰囲気になれば…。そんな思いで動いてみています。

そうそう。
普段は会議でどーんと腕を組んでいる重鎮さんが、うちのリビングルームの木の扉を心細そうにでも恐る恐る扉を開けて相談にきてくれたり、書類を渡しにきてくれたりすることも増えたんですよ。
だから来年はもっと「ばーん!」と開けてもらえるように、何か困ったことがあったら相談に来てもらえるようにしたいなと思っています!

さて、次はご近所のコモンルーム中津のみはるさん(><*)よろしくおねがいしますー!

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