連休明けにちょこっと書きたいことを。
というわけでトイレの話です。
くさい話じゃありません。むしろクリーンです。トイレです←
なんでいきなり!?なんですが、ちょっと旦那さんから嬉しい話を聞きました。
というのも、JUSO Coworkingで技術系のイベントをするにあたって、男性利用者さんから
「JUSOは女性が多い!」と驚きのコメントを頂いたらしいです。
コワーキング全体を見ても、全体をみると私的にはまだまだ女性が少ないと感じていて、
確かに日ごろの営業をみていても、そこまで多いと感じたことはなかったのですが、
どうも私一応女性やし、気になってなかっただけらしく比較的に「女性がよく集まってくれる場所」のようです。
それは何故か!?
そう旦那さんが思ってイベントに参加してくださってた女性の方々に聞いたところ
「トイレがキレイ(・∀・)」
というコメントを頂いたというのです。
これが私のやる気に火をつけました(ボー←燃え上がる音)
はい、男性は知ってますよね。えぇ、だってこれ4階の男性用トイレです。
あ、男性用…?いや、一応共用…、まぁ細かいことは置いといてうちのビルの基本のトイレです。
はい、女性の方々びっくりでしょうね。
だって女性用トイレこれですもんね。
ふふふふ。
見よ!このふわっと暖かい空間を!
メイク直しにあったら嬉しい綿棒+あぶらとり紙+シュシュを!
見よ!子供を抱っこして手洗わせるのめんどくさいよねのIKEAの台を!
何とおNew!ストッキング敗れたときや練習着の着替えに便利なフィッティングマット新登場!!
(※うちのビルはダンススタジオさんをはじめ、演劇の人とかの練習が多いのです)
この格差社会が!!!!
ちゃうねん。そんなこと言いたかったんちゃうねん。
そもそもなぜこんな格差が生まれているのか!?というと、レンタルスペースをはじめ、ただテナントを待っててもいかん!と思っていた頃、社長が
「これからは女性の時代。廊下のリフォームと女子トイレをつくる」
と言い出しました。
そう、うちのビルは5年ほど前まで男女トイレがわかれてなかったのです。
理由としては、ただ単純に昔のルールのままでいただけ。しかも、その頃私を合わせてもビル内に女性は3名であとは全員男性の方しかいないビルだったのです。
だから余計に私は、そんな余裕があるわけないやん!と反対。
社長を納得させるために、コーナンへ走りペンキと木を買い、湯沸し室のシンクの木の部分を補修したりトイレの壁を塗り直したりしました。
でも社長の考えは変わりませんでした。
ここまで書いて、なぜ女性である私が女子トイレをつくることに反対したか?
疑問に思われる女性もいるとおもいます。
すいません。女子力足らなかったんです…orz
いや、冗談抜きで。
水交ビルは私の家です。(小学校3年生まで)
だから余計に昔のルールが今にあっていないことなんて気にならなかった。
あと、男女トイレをわけるなら3階を改装することは明確でした。
でも私の中で3階が一番古い中でもマシだったのです。
そんなこんなで親子でずーーっと話し合い。
いや、幹部会議の日々が続き、新しいテナント・昔からのテナントさんの意見も含めて
いよいよ階段部分と3階トイレ(新女子トイレ)の改装が決定しました。
結果、廊下はクリーム色の壁にほわっとした暖色系の照明と木目を…。
社長は変えたがってたけど、私とデザイナーさんの意見の一致で(不可能ってこともあったけどw)
手すりは塗り直しはするもそのままに…。
そしてトイレは、男性用便器を取り、温水便座・ウォシュレットつきの個室と、
大きな2~3名並んでもメイク直しがしやすいよう大きな鏡。
水道は自動にして台自身も荷物が少し置けるような大き目のものがつきました。
いや、本当に社長の判断は正しかった。
そして私は間違っていた。
いや、どっちがどうとかではないかもしれません。
けれど女子トイレを改装したことでビル自身、女性の利用者が増えたことは事実。
このことがあって、私は初めて「経営」が少しだけわかりました。
使えるからもったいない。
自分がいいからそれでいい。
場合によってはそれでいいかもしれません。
むしろ、先立つものがないのであれば無鉄砲に投資することは危険です。
けれど、先を見据えて…これから動かしたい方向と動くだろう方向を予想して考えていかなければいけないのが私の仕事なのだと、社長である父に教えてもらいました。
そして、このことをきっかけに、私の女子力はアップしました←ここテストに出ます。
いやほんまですよ。ほんまほんま。
おかげで今や、色んな施設に行ってトイレの研究をするのが実は日常のクセになってますw
飲食店のトイレでは、モン〇ミン的なものがあったり…
有料のメイク室なんかではヘアドライヤーやヘアアイロンの貸し出し…。
百貨店ではメイク直しの部屋とトイレが軽く別れているなんて当たりまえになってきましたよね。
Bar・百貨店・喫茶店・動物園や子供用の施設・結婚式場やホテルなど…。
考えられているところはほんまよく考えられています。
まだまだそこまでは正直手がまわらないけれど、
これからもトイレの研究を続けて、ちょっとキレイにかわいく整えられる空間を。
ほっと一息つけるビルのトイレを目指します(・∀・)
っていうわけで、男性も女性もご要望があったら言うてねー。がんばりまーす。
このブログ主の嫁のほう。水交ビル/JUSO Coworking運営・十三こども0円食堂代表をしています。趣味は家族と過ごすこと。最近地元の中学生にオタクと知られて丸い目をされました。隣に並んだときにたまにびっくりされますが身長は163cmです。本能で生きてます。
[…] 水交ビルのトイレの話 – SuikoLog 体験ってのは最強のモチベーションだよなあ。すばらしい。 […]