なんとなーくブログ書かなくなって数か月。
育児日記ほどきっちり書いてないんですが、思い出のために次男さんの出産を振り返ろうと思います。
長男さんとは真逆の季節に生まれた次男さん。
長男さんの時同様、予定日の1ヶ月前から産休に入ろうと思ってたんですが中々休むタイミングをつかめず、結局産休に入ったのは予定日の15日前。
ちょうどGWに入るときでした。
「二人目は産まれるの早いよ!」
そんな周囲の言葉もあり、GW1日目。旦那さんの実家に帰りたかったけどもし産気づいたらいかんので長男さんと旦那さんだけ帰省。
私は念のため家でゆっくりさせてもらいました。
お腹が大きくてあまり遊んであげれなかった長男さん。本当に楽しかったようで帰省先からリアルタイムに送られてくる写メをにまにまながめて過ごしました。
GW2日目。
使ってない部屋のクーラーが壊れていたので買いに行こうとおもっていた日でした。朝6時すぎ…
「ん?…痛い?」
携帯に事前にいれていた陣痛アプリで測ってみるとわりと規則的。
でもまだまだなので一人ふとんの上で携帯片手にだらだら。
7時半くらいまで様子みてもやっぱ規則的なので、寝ていた旦那さんを起こして病院へ行く準備。
長男さんは両親にあずけました。
「赤ちゃんが生まれるかもしれないの。ママ病院に行ってくるね。もしかしたらそのまま入院するかもしれないからね」
一応伝えてみると4歳半の息子さんはじーじーばーばのところにいるのが楽しくて
「うん!いってらっしゃーい!」とあっさりw
まぁ前から「急に入院するかもしれない」旨は伝えていたので大丈夫でしょう。と、10時頃病院へ出発。
車で10分ほど行ったところにある総合病院。
長男さんを産んだところと同じ病院なんですが、建て直しはったのでまぁキレイ。ほんまキレイ。
まだ痛みも余裕があったので、陣痛室と分娩室が一緒になったそのなんちゃら言う部屋で夫婦でワクワクはしゃぎました。
そして診察
「あ、子宮口は3センチくらいかな?」
長男さんのときはなかなか開かなかった子宮口。
二人目スゲェ・・・。
純粋にそう思いました。
この勢いやとお昼くらいには生まれるかもね☆
そんなノリでうきうきとお昼ご飯を食べ、部屋でエビカニックスを踊り続けていました。
※エビカニックス参照(youtube) https://www.youtube.com/watch?v=U9nmGLZUGR4
(ちなみにこれ夫婦で踊ってる最中に看護師さんに見つかり笑われました。いや、発見してしまったことを謝られました)
そしてエビカニエビカニフゥゥウウウウー!と言い続けたお昼過ぎ
陣痛の感覚が開きだしました。
「あれ?ペース落ちたねぇ…。この分だと夜になるかなー…一回家に帰りますか?病院としてはいてもらっててもいいんやけど…」
と先生のお言葉。
私たち夫婦も悩み、その間何回も子宮口の開きをみてもらい、開いてはいるんだからもうちょっといて見ます。ということで病院に残る決断。
とにかく陣痛はきてるんだからもう産んじゃいたい。
っていうか長男さんは夜中の出産でねむたくて仕方なかったからできれば晩御飯までに産みたい。※ここ重要です。
そう!晩御飯までに!!!※大切なことなので二度言いました。
そしてその思いでわたしはエビカニックスにも飽きた頃なので、旦那さんに手をつないでもらいながら廊下を歩き続けました。
するとちょっとずつ陣痛が戻ってくるではありませんか!
きっと母の晩御飯への思いが次男さんに伝わったのでしょう。
途中、次男さんがお腹の中で寝てしまいぶるぶる振動する機会をお腹にあてて起こしたり、どうもへその緒がまきついてたらしく中々進まなかったりもありましたが、夕方になっていくとどんどん痛い!!
あぁ懐かしい!痛い!おおお痛い!これほんま痛い!
お産をすすめるためベッドの上で四つん這いになってたんですが、これほんま痛いのね。
どんどんでっかい頭が産道を押し広げながら進もうとしてるんだからそりゃ痛いよね。
通れるように作られてるんだろうけど、管型の内蔵を押し広げられてみちみち進んでくるんだからそりゃあ痛いよね。
でもここでくじけたら止まっちゃうから頑張らねば!
前は私が陣痛中にパニックになってしまい、過呼吸気味になるは酸素足らないわで酸欠状態(ちょっと顔面蒼白)で産まれた長男さん。
安産っちゃ安産だったけどお母さんのせいでごめんね。ほんまごめんね。いやごめん。
ほんま看護師さんに「赤ちゃんに酸素が〜」言われてもそれどころじゃなかってん(ぇ)ごめんほんまごめん。
(このときそれどころじゃなかったことで”母は赤ちゃんのためなら何だって頑張れる”が幻想であることに気づきました。)
そんなあかん経験もあったので、今度こそは叫ばずにできるだけ落ち着いて。
痛い時こそ目をひらいて深呼吸しました。
くじけそうなときはアロマスプレーをつけたタオルをスーハーしてみたり、旦那さんに励ましてもらったり。
すると看護師さんや先生がバタバタと用意をしはじめ「あ、いよいよだな」と冷静な頭は思いました。
そして「いきみたい!むっちゃいきみたいです!」と叫ぶ私に看護婦さんが「もういきまなくていいよー自然に出てくるからねー!」
「うおおおおいきみたいよーいきみたいよおおおお」
「いきまないでーそう深呼吸してーでてくるからねー」
「うおおおおいきみたいよーいきみたいよですよおおおおおお」
「いきまないでーそう深呼吸してーでてくるからねー」※リピート
もう痛みはMAXです。MAXでも「あ、これ切らなくていいかも☆」という先生の言葉に「マジか!」とか思えるくらいには頭は一応冷静です。(結局すこし避けたので縫いましたけどね。)
これ頑張れば終わる!いや正しくいうと育児が始まるんやけどとりあえず痛いのは終わる!
とにかく息をすうことよりも吐くことを頑張り続けました!すると
どぅるん
「あたまでてきたよー!」
やった!やった!でこのまま出てくるで!
しかし次の瞬間
「あ、肩で止まった?あれ?大きい?」
マジか!再び私の冷静な頭はそうおもいます。
お願いだそんなところで頭だしたまま止まらないでくれ。てかでかいとか聞いてないし。
お願いだからそんな恰好君を嫌だろう!どぅるんとでてきてえええええ
どぅるるん
産まれましたー!
先生に抱き上げられた瞬間目に入ったのは、長男さんのときとは違う血色のいい赤子。
そして「あ、やっぱ男の子なのねwwww」と…w
測ってみてもらうと3145グラム。長男さんは2980グラムだったのでちょと大き目でした。
私の方は叫ばずに呼吸をがんばったおかげで自分でもびっくりするくら明らかに元気。
旦那さんには「いやあちかよさんめっちゃ呼吸うまかったわー」と何だかちょっと不思議なコメントをいただきましたw
経産婦ってすばらしい。
「おめでとうございます。エビカニックスのおかげかな。」
エビカニックスなんて忘れてたころに先生にそんなコメントも頂き、もうあれですね、エビカニックスを踊ってたことはちょっとした伝説状態フラグです。
5月5日午後5時
仮面ライダー555が頭からはなれないこの日この時間に 次男 拓郎 くんが生まれました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
このブログ主の嫁のほう。水交ビル/JUSO Coworking運営・十三こども0円食堂代表をしています。趣味は家族と過ごすこと。最近地元の中学生にオタクと知られて丸い目をされました。隣に並んだときにたまにびっくりされますが身長は163cmです。本能で生きてます。