第17回リクリセミナー ・Webデザイントレンド in 大阪 2014に登壇しました

登壇者4人

昨年に引き続いて2度目のお声がけをいただいた「Webデザイントレンド in 大阪」。4月5日のセミナー登壇を終えました。

まずは謝辞から

年度末のバタバタで準備がギリギリになったり、直前に急性腰痛(軽いぎっくり腰)に見舞われたりと実にトラブルの多い助走・テイクオフでしたが、当日は楽しく、快調に乗り切ることができました。これも温かくセミナーを聞いてくださった参加者の皆様と、共演させていただいた原一浩さん(グレーティブ合同会社)・矢野りんさん(バイドゥ株式会社)・坂本邦夫さん(カラー&Webデザイン フォルトゥナ)、そして頼もしい主催の小山瑞穂さんをはじめとするスタッフの皆さまのおかげです。有難うございます。

登壇者4人
登壇者4人。手前から原一浩さん・坂本邦夫さん・矢野りんさん・深沢

今回は取り上げるサイトの選定作業にも関わらせていただいた

今回のWebデザイントレンドは2013年版の再演ではなく、初めて2014年初頭のトレンドも織り込んだ最新版でした。ということで、今回は原さんが収集した数多くのウェブサイトの中から、セミナーで取り上げるサイトの選別作業にも微力ながら関わらせていただきました。

原さんが集めた数多くのウェブサイトにレギュラースピーカー達がめいめいコメントし、面白そうなものを原さんがスライドにまとめる…という地道な作業の果てに、このWebデザイントレンドは成り立っています。最新版ということで原さんは直前まで内容を調整・精査しており、実際にスライド内容がフィックスしたのはイベントが始まる1時間前、というタイミングでした。

昨年と違って今回はこういった選定フローから関わらせていただくことで、私自身も本当に貴重な勉強になりましたし、何より当日をより楽しむことができたと思っています。

昨年より、少しアグレッシブな意識で臨んでみた

「昨年に比べてスピーカー4人の空気が良かった」とアンケートに書いていただけたのは密かに嬉しく思っています。先ほど述べたように選別作業から関わらせていただいたということ・昨年からの流れを意識できたこと、また、このメンバーも1年ぶりとはいえ2度目ですので、そういう慣れが良い方向に出たのかな、と思います。

私の方でも昨年は「ダメで元々、先輩方の胸を借りてやれるだけのことをやろう」という気持ちでやっていたのです(最初ですので、心持ちとしては悪くなかったと思っています)。今年は2度目ですからもう一歩進んで「率先して場の空気を動かし楽しみ、少しでも多くの言葉を持って帰ってもらえるように」と意識しました。私自身はそれで何倍も楽しむことができましたし、それがセミナーのクオリティに貢献できていたならば本当に嬉しいことです。

あ、逆にちょっと茶々をいれすぎてタイムオーバーの原因になったのではないか、とも思ってます。もうちょっと持ち時間に対する意識を持たないといけませんね。すみませんでした。

やはりこれだけの方が来ているとテンションが上がりますね!
やはりこれだけの方が来ているとテンションが上がりますね!

今年のWebデザイントレンドについて

昨年3月との大きな違いはiOS 7が登場し、iOSインスパイア系フラットデザインの波が押し寄せていたことでしょうか。厳密に言うとiOSのフラットデザインというのは、それまでによく聞かれたフラットデザインの定義とは異なる立ち位置のもので、立体の要素やグラデーションを廃したものではなく、シンプルな空間構成の中にある面を主役にしたデザイン、というべきものでした。

フラットなキャンバスを重ね、動かし、レイアウトする空間構成の様々な工夫。
ボケ写真や玉ボケを利用した、フラットな面を包む空気感の演出。
そして、ボタンなどに見られる立体的表現のわずかな揺り戻し。
この辺りが海外トレンドを見ていて楽しいところでした。

また上場企業はデザイントレンドの過渡期の只中にいます。現実的な落とし所の模索や、行き過ぎたトレンド追随への反省としてのリデザイン、というのは昨年も今年も同様に面白く、1年ごとに追ってみるとより面白いものだと気づきました。

スタッフの皆さんの心配りに感謝

私はイベントを開くことが多いですが、どちらかと言えばお客さんの負担は最低限、代わりにお客さんにも手伝ってもらう、といったような気楽な関係のイベントを開くことが多いです。

対してのリクリセミナー。主催されている小山さんとスタッフの皆さんの心配りには昨年につづいて頭が上がらない気持ちです。登壇者が少しでもいい状態で舞台に立てるように、少しでも多くの価値を参加者さんに伝えられるように、という意識がしっかりと感じられました。

どちらのイベントがいい、というようなお話ではなくて、お客様は神様、というようなお話でもなくて、時間とお金を使って参加してくれる人へ最大限のパフォーマンスを示したい、という姿勢と行動にいつも素晴らしいなと感じるのでした。

6月に行われるWordCamp Kansai 2014でスタッフをしています。いわゆる知識の伝授をする、というコンセプトのイベントではないのですが、しかし来ていただいた人たちに少しでも素敵な気持ちを持って帰ってもらうための努力ができるように、ぜひ見習わせていただきたいなと思っています。

最後に

矢野りんさんのお子さまがいらっしゃっていたのですが、別れ際にSimejiの缶バッジを彼にいただけたのはとても嬉しかったです。
十三で世界ウルルン気分でした。またなにかお土産をお贈りしなきゃ。

厚かましくも、来年もやってください、(登壇者として)呼んでくださいと打ち上げにてお願いさせていただきました。
でもまあこの際、呼ばれなくてもいいので、最低限やってください。必ず会場には行きますので。ということで参加された皆さん、また来年も会いましょう。
ありがとうございました。

打ち上げ時の深沢。クチバシからビールを飲んでました。ぽっぽー。
打ち上げ時の深沢。クチバシからビールを飲んでました(嘘)

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