息子さんの入院体験

3月半ばに2歳4ヶ月の息子さんがインフルエンザA型を発症。

最初は高熱やけど食欲もあるし、タミフル頂いてドキドキの中まぁすぐになおるだろうと甘くみてました・・・。ところがどっこい、月曜日に発熱して4日間40度・・・。
さすがに3日目くらいにもなると、食欲も落ちて咳もでてきて、たびたびかかりつけのお医者さんには電話や診察にもいってみている中、大きい病院行こうかと悩んだ5日目、熱が下がった!
下がったといっても37度強なんですが、かかりつけ医の先生的にも、このまま下がってくれれば!
という感じ。

が、

まさかの6日目、土曜日に40度へリターン。

もうあかん、ということで総合病院の紹介状を書いていただき、そのまま入院。。。

ここからが本当につらかった。

何が辛いって泊まり込みの付き添いどうのよりも、気管支肺炎を起こしているということで常に点滴。
抗生剤?やステロイドなどを直接入れるために四六時中外すことができず、しかも右利きなのに血管の細さの関係で右手にはめられてて、ベッドから動くこともできず自分でご飯をたべることも、遊ぶこともできない。

個室だったのはよかったんだけど、日の光はあまり入らないし、子供用のベッドは子供が落ちないように高い柵があって(もちろん横にいるときはおろしてましたが)それがなんとも本当に檻のように見えて、そのベッドの上でぐったりとしている我が子を見るのは胸だけでなく胃もしめつけられました。

よくドキュメントで小児病棟の話なんかあるけど、想像するだけでもうめまいです。

入院3日目。
少しにだけ体力も回復してきて言葉もでてきたころ、今度はやっぱり動きたいんですよね。

でも点滴は外せないし病室から出ることは許可が下りず、管が届く範囲でベッドからおろして立ち上がらせるのがやっと。「ここまでね」というと言葉もなく悲しそうな顔で涙。。。

ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・。

もう子供自身にストレスが半端ないことがいやというほど伝わるし4日目、一時退院できるか微妙なラインの中、少しだけならと午前中に病室から出ることを許可していただきました。
点滴を押しながらドアを出た瞬間の息子さんのキラキラした表情は忘れられません。

10日ぶりの子供の笑顔でした。

かわってやりたくて、どうすることもできなくて、「元気になったら一緒に買い物いこうね」とベッドで横になりながら息子さんにいわれる始末だった私。気丈に振る舞っているつもりではあったけど、本当によく泣いてたおかんだったとおもいます。

結局その日の夕方に一時退院(外泊扱い)許可はおりたのでそのまま帰宅。
次の日は家で様子をみてまた次の日病院へリターンではありましたが、家に帰ってからは本当に笑顔で食欲もあってよくしゃべってくれて。みるみるうちに回復してくれたので、インフル発症してから11日目、まだしばらく薬は飲んでね☆ではあるけど無事治ったという感じでした。

月曜日から待ちに待った保育園復帰してます。
保育園が大好きな息子さんは、緊張の面持ちで登園し、クラスメイトに「久しぶりー!」と抱き着かれ、びっくりしてまさかの号泣でしたw
そんな横で私も先生たちも笑っていたんですが、たくさんの先生方に「大変でしたね、よかったですね」という言葉を頂いてまた涙w

最後に、

ご心配してくださった方々、本当にありがとうございます。
夫婦ともどもたくさんの方々に声をかけていただいて、頑張りどころや!と前向きにがんばれました。
本当に、ほんとうにありがとうございます。

病気って予防がどうの、ワクチンがどうの、確かにできることやるべきことはたくさんあって、ただそれを全部頑張っててもなるときはなる。
でも、いざという時にこんなにも胸が締め付けられるものとは正直覚悟が足りませんでした。
小さな肺が、体がしんどくって言葉や笑顔すら浮かべれない体力と気力になってて、ただただ手を握ったりさすってあげることしかできないこの辛さも肝に銘じて子供を守っていかなければと思いました。

わー書きながら涙でるーーー(泣きすぎ)

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