まずはじめに「BABY in ME」とはお腹にあかちゃんがいますよ!のしるし。
マタニティーマークです。このマークは村松純子さんが日本で一番最初に個人でつくられたものです。
現在、日本では厚生労働省が作ったものが地区によって無料配布されてたりしますが、実はこれ、本当に配布されるかは地区によります。
というのも、現在子供を育てる環境や制度は日本である程度のものはあっても、細かいことは地区の自治体に任されていることが多く、住んでいる場所によっては受けれないサービスも多いことはいざ子供ができてから気づく方も少なくないのではないでしょうか?
実際私自身がそうでした。
”妊娠”について知っていることといえば「つわり」「出産のときめっちゃ痛い」などざっくりしたことしか知らず、いざなってみると病院や体調に関しての情報をどこで入手すればいいのか?ネットの情報はどこまで確かなのか?とかなりてんてこ舞いで、マタニティーマークのキーホルダーなどもすぐに区役所からもらえるものだとばかり思っていました。
ところがどっこい。もらえませんでした。
理由を聞くと「あくまでも団体からの寄付を役所が頂いた場合にのみしか配りません」とのこと。
仕方がないので某育児雑誌についてた「妊娠初期マーク」で対応。
最初は、まぁ別にいいか。と思っていました。
しかし、いざ生活していく中で一番つらかったことはお腹がまだ目立たない妊娠初期時に「体調が悪くても周囲にわかってもらえないこと」。
最近は妊娠から出産にかけて、おもに「初期・中期・後期」という言葉が使われますが、お腹が目立って妊婦らしい姿になるのは後期。
初期から中期が一番流産しやすく、ツワリの時期まっただ中にも関わらず言わない限りは気づいてもらえないのです。
また、「妊娠は病気ではありません。しんどいのなんてみんな経験している。当たり前に通る道だから大丈夫。」
ということで多少しんどくても周囲の理解が得られない。なんて経験もよく聞きます。
一概にツワリといっても個人差があり、ひどい人は流産の危機に陥ったり入退院を繰り返すのなんて珍しい話ではないんです。
経済的に働き続けなければいけない妊婦さんは五万といるんです。
電車やバスで気持ち悪くなっても”二日酔いのみっともない女性”に間違われるとかどんだけつらいか。
マタニティーマークをつけてることによって”自慢している・見せびらかしている”とか言われる社会ってどないやねん。
ほんま?って驚くようなひどい話はネット上になんぼでも転がっています。
でも実際にあるんです。
もちろん、心優しい人も多いですし、逆に心無い妊婦さんも多いです。
でもそれって、知識がない、または昔の教えのままで止まっているだけではないでしょうか?
妊婦であることを隠すこともありません。アピールしてるわけでもありません。
ただ気づいてもらうだけでいいんです。
マタニティーマークはそのためのしるしなんです。
私は出産したあとに村松さんの活動を友人から教えてもらい、マークの存在も知りました。
これ。必要です。ほんま必要です。っていうか広めるべきです。
少なくとも私はめちゃめちゃそう思っています。
働くお母さんだけじゃなく、一人の女性として持っててかわいいデザインなところもステキですよね(´∀`)
ってなわけで、「BABY in ME」のグッズの見本を今回、水交ビルにておかせてもらうことになりました!
現在は通販のみなのですが、できることなら一度どんなものか見てみたかったりしますよね。
水交ビル事務所・JUSOCoWorking・レンタルスペースにて展示していますので、よければ気軽に見に来てください!
BABY in ME 公式サイト → http://www.baby-in-me.com/main.html
このブログ主の嫁のほう。水交ビル/JUSO Coworking運営・十三こども0円食堂代表をしています。趣味は家族と過ごすこと。最近地元の中学生にオタクと知られて丸い目をされました。隣に並んだときにたまにびっくりされますが身長は163cmです。本能で生きてます。